オックスフォードシャツとは縦と横の糸2本づつを織り込んだボタンダウンシャツのことを意味します。19世紀のイギリスで誕生したとされていますが17世紀には既に由来となる原型が生まれていたとも言われています。
オックスフォードシャツは通気性にとんでいるので春夏でも嫌な汗ばみを感じさせませんし、柔らかい素材が肌に心地よさを与えてくれます。その着心地の良さからビジネスシーンで重宝されていますが、カジュアルファッションとして着こなすのも人気です。
シワも出来にくいのが特徴で、何度か洗濯を繰り返しても買ったときと同じ様なシルエットが続くと言われています。
様々なブランドからでているオックスフォードシャツ
オックスフォードシャツは海外セレブや有名人などから愛用されているものもありますし、日本ではフランクアンドアイリーンや鎌倉シャツ、無印、ユニクロなどが特に人気ですね。詳しいブランド情報もまとめておきましたのでそちらもチェックしてみてくださいね。photo:beauty.lovelyish.com/2013/11/04/5-natural-deodorants-to-try/
オックスフォードシャツとカラーパンツを合わせるコーデ
通気性のいいオックスフォードシャツは暖かい春夏の陽気でも快適に過ごすことができます。オックスフォードシャツ定番の青色シャツを1枚でさらっと羽織って涼しげに。
ボトムスは綺麗なライトイエローのカラーパンツを合わせてすっきりとした着こなしに。シャツの前ボタンは開けてデコルテを見せるとお洒落。もちろん袖も織り込んでロールアップするのも忘れずに。photo:www.merricksart.com/
日本でも人気のラルフローレンのシャツはアメトラ、プレッピースタイルで着こなすとしっくりきますね。シャツはオレンジやピンク、赤などカラフルなスキニーパンツにインして色の違いを楽しんでコーディネート。
オックスフォードシャツは着心地がいいのでそのまま動きやすいスタイルでまとめるのもおすすめです。photo:www.classygirlswearpearls.com/
オックスフォードシャツにスカート・ショートパンツを合わせる
真っ白の半袖オックスフォードシャツはフォーマルな感じなのにどこか外しスタイルのあるお洒落なアイテム。シャツはデコルテを見せるのが主流になっていますが、あえて第一ボタンまできっちりと締めて着るのもお洒落だったりします。
ボトムスは黒や紺などのショートパンツやスカートで可愛らしくしつつ、シャツは裾半分だけをインしてアシンメトリーに。photo:the-northernlight.com
デニムのショートパンツにピンストライプシャツを合わせるとリラックスモードで夏を楽しめそうですね。マニッシュなシャツは袖をラフにロールアップして肌見せをするのがポイント。
リゾート風ファッションになりすぎないのはシャツをパリッとした印象があるからかもしれませんね。
ハットの合わせ方もわざとらしくなくて素敵ですね。photo:lovely-pepa.com/
水色シャツとデニムスカートの組み合わせは定番ですが、それだけ長年愛されているという証拠であったりもします。
デニムスカートを履くと野暮ったい感じで垢抜けないと感じる時はトップスをカジュアルなTシャツからフォーマルなシャツに変えてみるのをおすすめします。
トップスとボトムスの素材感の違いがいい具合にマッチします。
photo:withlovefromkat.com/
シャツを買うときにポイントは素材感と色味、そしてサイズの見極め。ラフに着こなすなら気持ち大きめのオックスフォードシャツをおすすめします。あえてゆったりとしたシルエットを作ることで抜け感のあるスタイルに。
シャツはインしないで外にだしてサイズ感を出します。ボトムスの台形スカートの丈とのバランスを微妙に取ってみるとよさそうです。
シャツとローファーってよく似合いますよね。photo:www.camilleovertherainbow.com/
オックスフォードシャツとデニムパンツコーディネート
青・ブルー系のシャツは本当にデニムとよく合いますね。シャツはボタンを少し開けてデコルテを見せて、ネックレスはさり気ない華奢デザインをセレクト。
ボトムスはマニッシュなボーイフレンドジーンズで格好いいお姉さんコーディネートにまとめています。ミニショルダーバッグを合わせるところがまたお洒落です。photo:www.polienne.com/
細身のテーパードパンツやデニムは女性らしいシルエットに見せられる優秀アイテム。マニッシュなシャツを合わせてもがっつりしすぎない優しいフォルムを作り出すことができます。
クロップドデニムなので足首を見せてさらに綺麗なラインを作っています。もちろんシャツも洗いざらしのようなラフな着崩し感をだしてこなれた印象に。
photo:www.couldihavethat.com/
オックスフォードシャツの定番色は青と白、そしてピンクも人気だったりします。レモンイエローやペールグリーンなんかもありますね。
薄い色合いは特に優しい印象に見えるので、ボトムスをマニッシュなインディゴブルーのボーイフレンドジーンズにしてもふんわりと見せてくれたりします。
シャツとボーイフレンドデニム、そして靴はヒールパンプスという定番ながらもお洒落なコーディネート。
photo:apieceoftoastblog.com/
オックスフォードシャツの重ね着コーディネート
とても着心地のいいシャツは1枚でさらっと着るのがいいですが、柔らかく肌さわりもいいのでアウターや羽織物と一緒に来ても違和感がありません。
硬めのシャツやごわごわした素材のシャツは重ね着すると着心地悪いものですが、上質なシャツはそういった心配もありません。
辛口なレザーのライダースジャケットをさらっと肩からかけてマニッシュコーディネート。青シャツとライダースのコンビネーションが素敵です。
photo:raspberry-rouge.com/
オックスフォードシャツはフォーマルなジャケットと合わせてトラッド、プレッピーに仕上げるのもお洒落です。というよりもシャツはこういった組み合わせが本来の着方かもしれませんね。
アウターはベージュのテーラードジャケット。ボトムスは青シャツと意外と似合うボルドーのパンツで大人っぽくコーディネート。
photo:www.memorandum.com/
着心地のいいシャツは何層も重ね着して秋冬コーデで取り入れるのもおすすめです。シャツはサラッとボタンをかけて、上から紺のジャケットに袖を通し、最後にライトベージュのコートを肩にかけてこなれ感を演出。
ここで綺麗めパンツをあわせずに、あえてアクティブなショートパンツを持ってくる技がとても素敵です。海外ファッションブロガーの着こなしは本当に参考になりますね。photo:atlantic-pacific.blogspot.com/
異素材ミックスはお洒落な着こなしの一つのコツだったりしますよね。オックスフォードシャツに柔らかいカーディガンを合わせて大人カジュアルにコーディネートするのも凄くおしゃれです。
とくに日本はカーディガン文化が活発ですから、シャツの上に何をあわせたらいいかと迷ったときはぜひカーディガンを合わせてみてください。
春夏はパステルや薄い色合いのものを、秋は赤や緑など深みのある色のカーディガンがおすすめです。黄色のベルトがさし色になってて素敵。
photo:www.bellatheblog.com/
いかがでしたか。シャツは一年着まわしできる優秀アイテムなので1枚は持っておきたいですね。