IVORY/アイボリー色とは日本語では象牙（色）の事を意味します。白に少しの黄色味が入っていて、薄めのクリームカラーを想像すると分かりやすいかもしれません。アイボリー色は真っ白とは違ってわずかなとろみのあるイエローが入っているので、優しくてしっとりとした色合いが特徴です。
オフホワイトよりも黄色味がかっていて、ベージュよりも薄く淡い印象です。またシャンパンゴールドよりも雑味がなく自然的な色合いです。
美しいレース刺繍が施されたウエディングドレスやヨーロッパ・北欧のヴィンテージ家具などのインテリアとしても人気の色です。
このアイボリー色は日常ファッションで取り入れるのもおすすめです。アイボリーに似合う色もさまざまあり、白やグレー、黒やブラウンなどベーシックカラーから青やピンク、その他明るい色など多岐に渡ります。
アイボリーカラーでオシャレにコーディネート
アイボリー色の服やアイテムは「綺麗めファッション」や「ベーシックスタイル」でも人気の色合い。
白よりもとろみ感があって、印象は自然的でヘルシー、そしてヴィンテージ感から醸しだされるわずかなエレガント感、それがアイボリー色。
アイボリー色はシャツやスカート、コートやパンプスなどあらゆるアイテムとして活躍します。photo:youlooknicetodayphoto.com/
アイボリー色の服やアイテムを使った素敵な着こなしコーディネートを海外ブログ・スナップ画像からまとめて特集しました。
※なお、お使いのディバイスや色設定により色の見え方が異なることがあります。
アイボリー色シャツのコーディネート
アイボリー色のシャツは白よりもとろみ感のあるアイテム。スキントーンによく馴染むので白シャツがしっくりこない人におすすめです。女性らしい優しさのあるアイボリーシャツはシーズン問わず着まわしできちゃいます。
the blond saladのキアラ・フェラーニ（Chiara Ferragni）はクリーム系アイボリーシャツにボトムスは真っ白なパンツを合わせてグラデーションコーディネート。
靴はシャツと馴染みのいいベージュサンダルをセレクト。
photo:www.theblondesalad.com/
アイボリー色と黒/ブラックはよく似合う組み合わせの一つ。アイボリーの柔らかさを黒が上手に引き締めてくれます。
ライトアイボリーのシフォンブラウスにボトムスは黒のスキニーパンツを合わせてシックにコーディネート。
クラッチバッグとアンクルストラップサンダルも黒で統一して２色ファッションに。
photo:www.fashionvibe.net/
アレクサ・チャンはアイボリーシャツに薄いパステルブルーのパンツをあわせています。アイボリーは色味の薄いパステル系のカラーパンツと良く似合いますから、青の他にもレモンイエローやライトピンクなど優しい色合いと合わせるのがおすすめです。
photo:www.stylesaint.com/
白にわずかに黄色が混ざったアイボリーホワイト。シャツは一年中着まわしできます。春夏は１枚で、秋冬は重ね着にぴったり。
ボトムスは同じくライトアイボリーのショートパンツ、靴も全てアイボリー色にしてとろみ感のあるレディなコーディネート。
photo:damselindior.com/
アイボリー色のスカートコーデ
太陽の光に優しく輝くアイボリー色のスカートも素敵なアイテム。真っ白スカートよりも落ち着いた色合いなので、カジュアル系や綺麗め系などアレンジも色々。
春夏はアイボリー色のチュールスカートにトップスはマニッシュなデニムシャツをイン。ウエストはゴールドブラウンでウエストマーク。
靴はアイボリーと相性のいいキャメルのショートブーツをセレクト。
photo:twitchvintage.blogspot.com/
クリームカラー・アイボリー色と似合うダークトーンカラーと言えば黒の次に思い浮かぶのが紺/ネイビー。しっとりとしたアイボリーとネイビーはエレガントな印象に。
アイボリー色の台形ミニスカートにネイビーのＴシャツを合わせて大人カジュアルにコーディネート。photo:www.framboisefashion.com/
やや濃い目のアイボリースカートは大胆に、そしてマニッシュに仕上げるのもよさそうです。トップスは辛口の黒レザー、アウターにキャメルのライダースジャケットでちょっとクールな女性像を演出。
アイテムとしては強めなものが多いですが、アイボリーとキャメルが全体のイメージを丸くまとめているようです。photo:atlantic-pacific.blogspot.com/
アイボリー色はヴィンテージ風のウエディングドレスでも使われる人気カラー。普段使いでもアイボリーのワンピースやシフォンブラウス・スカートのセットアップが活躍しそう。
とってもエレガントで上品なアイボリーは特別なお出かけの日に着こなしたい色でもありますから、ドレスやワンピースで取り入れるとよさそうです。
バッグもドレスに合わせて上品なキャメル色をセレクト。
photo:www.eatsleepwear.com/
アイボリー色のアウター（ジャケット・コート）コーデ
クリームみたいなアイボリー色はアウターとして取り入れるのもおすすめです。明るい色のジャケットが欲しいけれど白だと浮いてしまう・・そんな時はアイボリーを導入。
マニッシュなボーイフレンドデニムとトップスはグレーＴシャツ、そこにアイボリーのノーカラーボアジャケットをセレクト。
使っているほかのアイテムはマニッシュカジュアルなのにアイボリーを入れるだけで一段ランクアップした雰囲気に。photo:somethingnavy.com/
アイボリー色コートはベーシックスタイルにエレガントさをプラスしてくれるアイテム。色合い的に春先のコートとしても使えますし、白コートより温もり感があるので秋冬でも着まわしできます。
白トップスと白パンツのオールホワイトコーディネートに使うアウターはアイボリー色コートでレディライクに。靴はアイボリーによく似合うベージュパンプス。一点ダークな黒のサンローランクラッチバッグが素敵。
photo:www.stephaniesterjovski.com/
カジュアルファッションにも馴染むアイボリー色のアウター。アイボリーのツイードジャケットはママさんのスーツスタイルに似合いますが、こんな風にボーイフレンドデニムとシャツと合わせてラフな着こなしにすることもできます。
赤のバッグとサンダルをさし色にした色使いの上手なスタイル。
photo:www.polienne.com/
白シャツとニットの重ね着、グレーパンツでライトなパターンに仕上げた場合、アウターは明るい色にするかブラックなどダーク系にするか迷いどころ。
白コートだとぎらつきすぎ？そんな時はしっとりとしてアイボリー色のロングコートでゴージャスコーデ。真っ白アイテムで固めすぎると安っぽいイメージに傾くこともありますが、クリームカラーを入れるだけでレベルアップ。
photo:somethingnavy.com/
無地の白Ｔシャツと黒のクロップドパンツ、靴はアウトドアサンダルというラフコーデにアウターはアイボリーのロングジャケットやチェスターコートでモードなスタイルに。
使っているアイテム全てがシンプル。ここまで格好いい着こなしはなかなかできそうでできないので参考になりますね。photo:www.fashionvibe.net/
アイボリー色パンツのコーデ
白パンツより黄色味のあるアイボリーパンツもオシャレなアイテム。ベージュでもな白でもなく、黄色でもないクリーム系アイボリーはスキニーパンツだと足のラインも綺麗に見えます。
トップスは白シャツ、アウターはパンツと同じくアイボリーをセレクト。アクセントにクリスマスカラーの大判ストールで季節感を演出。
photo:somethingnavy.com/
アイボリー色のセンタープレスパンツはオフィスカジュアルファッションにぴったり。綺麗めパンツがアイボリー色のおかげでさらに上品に仕上がります。
トップスはカジュアルな白シャツ、アウターはネイビーのテーラードジャケットで都会的なキャリアウーマンファッションに。
裾はロールアップして、靴はちらりと見えるアンクルストラップサンダルで足元も綺麗に。photo:www.glamour.com/
アイボリー色のおしゃれアイテム
アイボリー色はストールや靴、バッグなど小物アイテムで取り入れるのもオシャレです。色自体がとっても上品なので綺麗めファッションに向いています。
シャネルのチェーンバッグも黒とは一味違うクリームカラーでヌーディーなしっとり感と上品さをミックス。photo:www.tuulavintage.com/
アイボリー色トップスのコーデ
アイボリーはニットやセーターでもよく見かける色です。ケーブルニットやざっくりニット、大きめサイズなどゆったりとしたデザインと相性がいいです。
ボトムスは白パンツ、バッグはアイボリーによく似合う色、ピンクベージュでしっとりとしたコーディネートに。
グレーのハットがよく似合っていますし、黒のショートブーツが全体の印象をしっかりと引き締めています。photo:queenofjetlags.com/
アイボリー色のニットトップスはベーシックアイテムの中でも特に人気。とろみのある色合いがクラシックです。
ボトムスはなんとダメージ加工のボーイフレンドデニムでマニッシュ素材をミックス。靴は履きこなしたコンバーススニーカーをセレクト。
photo:www.fashionmenow.co.uk/
いかがでしたか。アイボリー色って実はとっても使い勝手のいい優秀カラー。色々な色やアイテムと合わせやすいので重宝します。
